「睡眠不足」と「見え方」のお話★

こんにちは!看護師の松原です。
本日が今年最後の診療日となりました。
開院から7ヶ月。あっという間でした☆
来年もスタッフ一同、一丸となって頑張っていきますので、よろしくお願い致します。

それでは、今回は「睡眠不足」と「見え方」についてのお話です。
年末年始、ついつい夜更かしが続くこともありますよね。
日常の物の見え方も、睡眠が影響しているのをご存知ですか?
疲れ目状態だと、パソコン仕事をしていても目がかすんだりしがちですね。
同じように睡眠不足の状態だと、物を見る認識時間、コントラスト感度、
調節能力に影響するそうです。
それらの状態によって見え方も変わってきます。

●認識・識別時間への影響
睡眠不足が続いた日のパソコン仕事がはかどらないのは
気分や体調不良のせいだけではなく、見え方のせいもあるかもしれません。
睡眠時間が短く、頭がぼんやりすると、情報が網膜から脳へ伝わる
速度が遅くなり認識・識別時間が長くなります。
その結果、パソコンなどの作業効率が落ちることも考えられます。

●近距離の物を見る調整能力への影響
日常生活では、長時間読書したり、パソコン作業をしたり、
近距離のものに焦点をあて続けることは多いものです。

近見視をするには、近くをみるため水晶体の厚みを変える調節力が必要です。
睡眠時間が不足した調節力の乏しい状態では
近見視力は低下すると考えられます。

●コントラスト感度への影響
森林の木々の凹凸などを見分けるのは、コントラスト感度です。

どれくらいぼんやりしたものが、どれくらいの細かいものまで
認識できるかを調べる検査では、睡眠時間が短いと認識力が低下します。

睡眠不足により、物をすぐに認識しにくい、近くのものが見にくい、
コントラストを把握しにくいという影響が現れてしまいます。
そのため、パソコン作業効率が落ちて、計画通りに進まないことが
あるかもしれませんし、車の運転の場合は、
判断能力に支障をきたすかもしれませんから危険です。

目の健康のためには、適度な睡眠をとり、
目の周辺の筋肉や視神経をリラックスさせ、回復させることが大切です。
それにより、目の周りの血行が良くなり、酸素と栄養が行き渡り、
翌日にはスッキリとした視界が得られるでしょう。

年末年始もしっかり睡眠を取って下さいね♪

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