☆動物の目のお話 その2☆

こんにちは、スタッフの岩田です。
朝、雪がちらついたりしてとっても寒いですね。
皆さん風邪をひかないように気を付けてくださいね。

今日は、保育園や学校で飼われたりしているウサギの目についてお話しますね。

ウサギの目はなぜ赤い?
ウサギというと、皆さんはどんな色を想像しますか?
日本で見慣れているのは白い毛に赤い目のウサギです。
他にも茶色のウサギ、灰色のウサギなど種類は、さまざまです。

そんなたくさんの種類の中、赤い目をしているのは白い毛のウサギだけだそうです。

その他のウサギは、黒い目をしているそうです。
冬の間、毛が白く生え替わる野ウサギがいますが、
このウサギは毛の色が変わっても黒い目のままです。

では、目の色はどうやって決まるのでしょう。
人間の目は黒色や茶色、青色をしています。
それは、瞳のまわりにある虹彩と呼ばれる部分に色素(色の成分)を
持っているからです。
色素を多く持っている日本人の虹彩は黒く、
色素が少ない欧米人の虹彩は茶色や青色をしています。
色素は多いほど濃い色に見えるのです。
白い毛のウサギの目が赤く見えるのは、赤い色素を持っているからではなく
虹彩に色素(色の成分)が全くないからです。
そのため、目の奥にある細い血管が透けて赤い目になっています。
しかし、少し色素を持っている白い毛のウサギは薄茶色や青色の目を
しているようです。

今まで、あまりウサギの目の色を気にしてなかった方も多いと思いますが、
今度ウサギを見たときは目の色も見てみてくださいね。

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