★ドライアイにオメガ3脂肪酸のお話★

こんにちは。スタッフの岩田です。

今日は、風も冷たく寒いですね。皆さん風邪ひかないように気をつけて下さいね。

ドライアイの原因の一つにマイボーム腺の機能低下があります。
マイボーム腺とはまつ毛の生え際の内側に、整列している小さな点の
ようなものをいいます。マイボーム腺は、油分を分泌し、涙の成分に
油分を加え、油膜を作って涙の蒸発を防いでいます。この機能が落ちると
涙が蒸発しやすくなり、ドライアイになります。
また、マイボーム腺に脂が詰まって分泌液が出にくくなりドライアイになる
事もあります。
マイボーム腺

そこで、オメガ3脂肪酸を摂り、脂を減らしたり質の良いものに変える
とマイボーム腺をうまく機能させドライアイを予防する事ができます。

オメガ3脂肪酸とは?
脂肪は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。
動物の脂肪は主に飽和脂肪酸で、植物性の脂肪や魚の脂は主に
不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸の中のオメガ3脂肪酸には、
EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)があります。
この脂肪酸は体内では造れず、食物やサプリメントから摂るしかありません。
EPAは特にいわし、さば等の青魚、サーモンの魚脂に多く含まれ、血液の流れを
妨げる悪いコレステロールや中性脂肪を減らす働きをします。

では、魚からEPAを摂取するにはどんな調理方法が良いのでしょうか?
刺身、煮魚、グラタンなどがお勧めです。
さしみ
さば2

揚げ物や網焼きにすると、
EPAが脂肪分と一緒に外に出てしまい効率よく摂取できません。
また、EPAの豊富な魚は酸化されやすいので鮮度に十分注意して下さい。
体内での酸化を防ぐためにβ-カロチンやビタミンC・Eの豊富な食品を
組み合わせて摂るようにしましょう。

近年、私達の食事は青魚の消費が減少しています。その上、調理方法も
限られてくるとEPAを毎日の食事で摂取するのはなかなか難しい事かも
しれません。

EPAは当院で処方することができますので、お気軽にご相談下さい。

◆EPAの効果◆
 ・動脈硬化や脳卒中の予防
 ・アレルギー反応の抑制
 ・敏感肌に有効
 ・生理痛を和らげる

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