寒い日が続いていますね(・o・;)
おはようございます、視能訓練士の福森です。
今日は「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」についてお話していきますね(・∀・)
「麦粒腫」と聞いて何だそれ?と思った方も多いと思いますが、
実はこれ「ものもらい」のことです。
「めんぼ」とも言いますね(´∀`)
(私はクセで「めばちこ」って言っちゃいますが…)
「ものもらい」は、まぶたの縁や内側にある汗や脂を出す腺に
黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して起こります。
まぶたの内側に出来たものを「内麦粒腫」、
まつげの生え際に出来たものを「外麦粒腫」と言います。
アトピーやアレルギー性の結膜炎などがあってよく眼をこすってしまう方、
糖尿病や血液疾患、または風邪などで抵抗力の低下している方に
起こりやすいとも言われています。
内麦粒腫です
外麦粒腫です
細菌に感染してしまうとまぶたが赤くなり・腫れ・痛みが現れます。
炎症が強い時はまぶたが上がらなくなることもしばしば…(´-ω-`)
また、細菌に感染しているので、膿の点が見られるようになります。
治療は、通常は抗菌薬と抗炎症薬の内服や目薬により、
1週間ほどでほぼ完治します。
初期の頃だと膿が自然に潰れて、自然治癒することもあります。
痛みが強い場合や膿が出来て腫れがひどい時には、切って膿を出します。
膿を出すと短期間で腫れが消退し、1~2週間で元通りになります。
(膿の点が見えてるからと言って、自分で潰したりは絶対しないように!)
麦粒腫を予防する秘訣として
1.眼は常に清潔にしましょう
汚い手で触ったりすることによって麦粒腫になってしまう可能性があります。
常に清潔に保ちましょう。
麦粒腫になったから?と思ったらコンタクトは中止し、アイメイクも控えましょう。
刺激の強いシャンプーや洗顔フォームも、眼に入らないように気をつけましょう。
2.コンタクトレンズはきちんと管理しましょう
汚いコンタクトを直接眼に入れるということは、
細菌も目に直接触れてしまうということです。
装用時間や使用期限を守り、また消毒や洗浄をきちんと行いましょう。
3.体調を整えましょう
風邪や過労などで体が弱っていると細菌に感染しやすくなります。
また、涙の量も減ってしまうことにより眼の防御作用も減ってしまいます。
体調にも気を遣いましょう。
以上を守りましょう(´∀`)
麦粒腫は失明に至るような病気ではありませんが、
似たような症状で見分けがつきにくい怖い病気もあります。
「ものもらい」になったら一度、眼科で先生に診察をしてもらいましょう(*・∀・*)
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