暖かい春の日差しが降り注ぐ季節がやってきました。気分も上々、旅人の気分でハイキングに出かけませんか?
今回ご紹介するのは江戸時代の五街道の一つ中山道。中でも木曽路は、当時の宿場の町並みや石畳など昔の面影が色濃く残っており、とても魅力的な自然歩道になっています。
馬籠宿(岐阜県)〜妻籠宿(長野県)間、約8kmを2.5〜3時間かけて歩くコースがオススメですよ♡
旅の始まりは馬籠宿から…
急坂を上がった先には、恵那山と中津川の街並みが一望できる見晴らし台があります。
宿場を抜け自然歩道を40分ほど進むと「馬籠峠」に到着です。ここは岐阜県と長野県の県境です。
ここからはゆるい坂道をひたすら下るのみ!
道中「熊よけの鐘」が何箇所か設置してありますのでカ〜ン♪と鳴らして進みましょう。峠から少し下ったところには、ちょっとハッピーになる特別な鐘があるので探してみてくださいね。理由は行ってみてからのお楽しみ♡
さらに下ると、視界が開けて現れるのどかな風景。一石栃立場茶屋は疲れた旅人を優しく迎えてくれます。
セルフのお茶のサービスもあり、囲炉裏の火に癒されてホッと一息。例年4月下旬からGW頃には八重の枝垂れ桜が咲き、まるで「桃源郷」のような景色が見られるそうです。
さて、楽しく歩いてきた旅路もあと一息!橋を渡れば妻籠宿へ到着です。
長旅お疲れ様でした!
妻籠宿で土産物店をのぞいたり、お焼きや五平餅の食べ歩きを楽しんだ後は、バスで馬籠宿まで戻ります。
バスの本数が少ないので要注意ですが、時刻表をしっかりチェックして上手に使えばとても便利です。
体力に自信のない方は、馬籠宿入口にある無料駐車場に車を停め、バスで馬籠峠まで上がりましょう。あとは妻籠まで5.5kmをのんびり下るだけ…笑 これも有りです。
馬籠へ戻るバスの中は、さながら外国人の遠足バス。外国語が飛び交い、まるで私達が外国にいるような気分でした。
みなさんも江戸時代にタイムスリップして、いにしえの旅路を歩いてみませんか?