レーシック体験談

院長のレーシック体験談

私、自らレーシックを受けました。今、とてもよく見えます。
術前裸眼0.1未満であった視力が、いま裸眼で両方1.2ですから。
乱視もまったくなくなりました。

小学校5年くらいからメガネをかけ始めました。
そしたら親が ”視力回復センター” なるものを探してきてくれて通うよう言われたのです。
ところが当時の僕は、メガネかけたらよく見えるようになるんだから、そんなの行かん、と言ってぜんぜん通いませんでした。
今となっては後悔先立たず、親の心子知らずですね。
近視が進んだ不便さを知っている今、うちの子が近視になったら毎日トレーニングさせます。

近視になりたてのころは、ピントをあわせる筋肉の一時的な異常でなってるのかもしれないし、近視になるメカニズムがはっきりしない以上、初期の頃ならトレーニングで流れを逆にひきもどせるかもしれない。そういう意味で、視力回復センターとか眼科でやる視力回復のトレーニングは意味があると思います。
また、近視の進行予防という効果は期待できると思います。

その後、高校に入ってからメガネをはずしたくなり、ハードコンタクトにしました。
でも、あまりの異物感と目の裏にまわった時の恐怖で、やめてしまいました。

大学に入って、バイクに乗り始めました。
すると、ヘルメットをかぶる時、メガネが邪魔になるんですね。しかも曇る。
となるとコンタクトに再挑戦です。しかし、この時期同時に馬術部に入りました。
馬って乗っている時間より、手入れや厩舎を掃除している時間の方が長いんです。
そして、そこがホコリだらけ。また、馬場も砂場ですから砂埃がいっぱいです。
バイク乗ってる時間より、馬術部で過ごす時間の方が圧倒的にながいのでメガネに逆戻りです。

この頃から、近視矯正の夢を持ち始めました。
近視矯正用穴空きメガネ、近視回復トレーニングを試してみたり
PRKについても調べましたが、実際に受ける気にはなりませんでした。
研修医が終わって専門の科を選ぶときは、そんな経験もあって、眼科を選びました。

それからは運動時はコンタクト、普段はメガネで暮らしてました。

眼科医として数年後、東京歯科大学眼科に見学に行く機会を得ました。
教授の坪田先生(現 慶応大学眼科教授)は学会で興味ある発表をしていて一度見に行きたいと思っていたのです。
ここは角膜を専門に研究しているところで、その一環としてレーシックについても研究していました。
レーシックの結果や安全性など疑問に答えていただき、いつかはレーシックを受けたいと決意しました。

しかし、なかなかきっかけがないまま時間が過ぎてしまいました。
このころから自転車に乗り始めていましたのでコンタクトは不便でした。
コンタクト+サングラスなんですが、トンネルはいったら真っ暗なんでサングラスはずすとホコリっぽかったり
サングラスの隙間から入ってくる風でレンズがずれたり。

普段はメガネを使用していたのですが、ある日子供の体当たりを受けたときにフレームが曲がってしまいました。
このときにやっと決心しました。

次に決めるのはどこでやるかです。症例数や学会報告、医者の評判などを参考にリフラクティブアイクリニック(現 名古屋アイクリニック)に決定しました。
決定といっても術前検査や診察に疑問があればキャンセルするつもりで、検査予約をしました。

術前検査ではORTさんといって、眼科検査のプロに何度も何度も視力をはかってもらいましたその後、手術説明、カウンセリングを受け
最後に中村先生の診察を受けました。こちらの質問に的確に答えていただき、信頼できる印象を持ちました。
その日に手術の予約をして帰りました。

手術当日、午前の勤務をが終わったあと午後から休みをもらってクリニックへいきました。
順番がきて、ベッドに横になって、点眼麻酔して、開瞼器で眼を開かれます。
吸引かけられて眼圧が上がって目の前真っ暗。これがブラックアウトっていうやつかと冷静に考えていました。

シャーと音がして、フラップ作成終了。
その後はレーザーで角膜を削ります。
カンカンカンカンと音がして、自分の角膜が焼ける匂いがします。30秒ほどで終わりました。
これを両眼に一気にやってしまいます。この間、ほんとうに痛みは全くありません。

術後、休憩室でじっと横になってます。フラップがずれないよう、じっと眼を閉じていました。
で、30分ぐらいしてから診察です。目を開けてみると、もうきれいに見えるのです。
フラップのずれもなくいいですよと言われ帰途につきました。

一旦、勤務先に戻った後。友人に家まで送ってもらいました。
家でもその日は眼を閉じていました。もうこのときいには1.0ぐらいは見えてたでしょう。
痛みはないのですが、ごろごろするので早く寝てしまいました。

次の日に検査に行くと、両眼とも1.2でした。ばっちりです。
ごろつきがまだあったので家でぶらぶらして過ごしました。

術後、3日目に仕事にいきました。ごろつきも大分おさまり、問題なくなりました。
手術してしばらくは過矯正といって遠くが見えすぎました。
その分、近くを見ていると疲れやすかったです。

それも3ヶ月で落ち着きました。
いまでは、近くも遠くもよく見えます。
好きな自転車に乗っても困ることはありませんし
子供と恐竜ごっこをしてもメガネが壊れることもありません。
なにより、地震がきてメガネが壊れてしまったらというような心配もありません。

僕に触発されるように友人が続けてレーシックをうけて快適に過ごしています。
興味のある方、紹介状のほしい方はぜひ一度お越し下さい。