ドライアイ外来

ドライアイ

【 症状 】

涙が眼球表面を潤し、眼を守る働きがあります。涙の量が減ると乾燥し、傷つきやすくなります。症状としては…

  • 眼が疲れる
  • 眼がしょぼしょぼする
  • 眼やにが出る
  • 眼がかゆい
  • 眼が痛い
  • 涙が出る   …などです。

【 原因 】

ドライアイの直接の原因は涙の量が減ることにあります。では、何が涙の量に影響を与えるのでしょう。

  • 空気の乾燥…秋から冬にかけて乾燥した時期に症状があらわれやすいでしょう。また、夏場においてもクーラーによる影響もあるようです。
  • 瞬き…瞬きは、角膜を刺激して涙の分泌を促します。例えば何かに集中しているような場合に瞬きの回数が減ってしまい、ドライアイになりやすいと言えるでしょう。最近では、パソコンやゲームに熱中しすぎることによるドライアイも多いようです。
  • シェーグレン症候群…眼、口、鼻などの粘膜が乾燥する病気で、中年女性に多くみられます。

【 治療方法 】

  • 点眼…ドライアイの基本的な治療方法は、人工涙液を点眼する方法です。防腐剤による角結膜障害の危険がありますので、防腐剤の入っていない人工涙液を使用します。
  • 専用眼鏡…風除けや保湿効果により眼球表面から涙の蒸発を抑えます。
  • 手術…涙点を閉じたり、涙点に小さなプラグを差し込んだりすることにより、涙を眼球の表面に留めておくことが可能となります。

【 予防 】

生活環境を見直しましょう。

    • パソコン、ゲームの際には、画面をなるべく眼より下に置き、できるだけ眼が瞼に覆われる状態にしましょう。
    • 風やクーラーなどによる空気の乾燥に注意しましょう。
    • 瞬きの回数を増やしましょう。
    • 定期的な眼科検診をお勧めします。

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